今月の思い

★八月の思い

 いつもの様に弁当を持たせて子供を学童へ送り出したお昼前、学童からの電話で、娘に発熱がある、とのこと。焦る気持ちと共にすぐに迎えに行った帰り道、思いのほか元気そうでどんなふうに午前中を過ごしたかどんな感じで具合が悪くなったのかを聞き帰宅。

 まず過ったのは「コロナだったらどうしよう!?」だった。これだけ感染者が増える中、もはやいつ誰が感染しても仕方がないと、家族でも話し合ってはいたし本当にそう思っていたけれど、それがいざ我が身に降りかかってきた途端になんの準備もできていないことに気がついた。

 PCR検査を受けさせた方がいいのか、もし陽性だったらこの二週間に会った大事な人たちにご迷惑をおかけしてしまうかもしれない、仕事も代演を頼まなければいけない、でもその前にPCR検査を受けるにはどこに問い合わせればいいのだろう!!!

 色々電話をかけるうちにその日の夕方にかかりつけ医の発熱外来を予約することが出来た。

 元気そうに見えた娘だったが、いつもは綺麗に平らげてくれるお弁当を半分だけ食べた後横になっているうちに三時間近く寝て、目を覚ますと

「気持ち悪い」

と言い出し、それから吐き気と戦いながら悶えつつ又30分くらい寝た。そろそろ外来の時間だと思っていたところで起きてくれたので病院へ。いつもの診察室とは違う部屋に通され、あ、隔離されてるんだなと自覚しながら診察を待つ。

 症状からまずアールエスウイルスと溶連菌が疑われたので、それを調べていずれも陰性だったらコロナを疑いましょうという事になった。結果は溶連菌。どれだけホッとしたかわからない。

 しかしおかしな話で溶連菌だって厄介な感染病だし、結局私も感染して翌日は使い物にならなかったわけで、人様に感染させてしまうリスクはある為前日会っていた弟へは一報いれておく。何しろ幼稚園児の甥がいるのだから。そうなのだ。溶連菌(いや他の病気だって)だからって軽視できないし対処を間違えば死にだって至る病気なのに、そうとわかってホッとした私がいる、、、これは緊急事態ではもはやなく非常事態なのだなと思った。

 そして子供が、家族が、自分が発熱した事でこんな不安と恐怖に苛まれる人たちがたくさんいるのだなとつくづく思った。