今月の思い

★七月の思い

 5月にスーパーでばったり再会した保育園時代のママ友に誘われてランチ会!当時我が家はかなり遠征して保育園へ通っていたので、小学校が一人だけ違っており会ってゆっくり話をするのは久しぶり。話を聞いているうちに、近くにいても通う小学校によって抱える問題は違うんだなと思った。いや、先生が違うだけでかなり違うかもしれないと思った。

 ちなみにうちの子供の通う小学校ではこんな嬉しいことが、、、

 その日は朝からとても暑かった。娘は5、6時間目がプールの授業だという。今日はプールに入らせてあげたいと思った。でも近年熱中症対策もあって暑さ指数が31度を越える時はプールは中止となってしまう。しかも不運なことに、この日プールが中止になった時は代わりに「算数」と「社会」に変わるのだという。この落差は大きい。天国から地獄くらいの違いである。

「プールがあることを祈っているよ」

と送り出したものの、ぐんぐん気温が上がっていく。せめて1、2時間目なら入れたかもしれないが、この暑さでは中止は間違いなかろうと思った。この暑さの中、プールにも入れず算数と社会をやる羽目になった娘を少しでも労いたいとアイスを用意して帰宅を待った。

「ただいま」「お帰り。今日プール入れた?」

と聞くと、

「それがねお母さん、聞いて!」

嬉々として話してくれたのは、、、外気はプールに入れる気温ではなかった。みんなも諦めていたけど、給食の時間にある先生がプールサイドに水を撒いて外気を下げてくれて、プールに入れることになったんだ。拍手が起きたよ!とのこと。

 プールサイドに水を撒くと言っても、お日様が真上にある時間帯では焼け石に水に違いない。第一、その先生がどれだけ暑い思いをされたかわからない。でも子供たちのために一心にやってくださったことだと思った。この日の娘は本当に嬉しそうだった。

 去年まではプールが中止になることが多かった。でも今年は予定されていたプールの授業は全て行えた。ママ友とのランチ会やこのプールの出来事から、先生方の取り組み一つで学校の雰囲気が変わる、という事を実感した。