神田織音を応援する会

「神田織音を応援する会」のお知らせ

 講談師・神田織音を応援したいというお客様にご賛同いただき「応援していただく会」です。

○ ご入会を希望される方は、電話、メール、郵便等「お名前」「ご住所」「お電話番号」「メールアドレス」(ある方のみ)をご連絡ください。

○年会費は1500円とさせていただき、入会後の翌4月より会費を頂きます。

○入会された方には

   ◎「神田織音独演会」ご案内と割引

   ◎年四回「織音便り」を発送。

                 

織音便り(2024年12月発行)より抜粋記事

謎の靴下 前

 ある朝洗濯物を干していると、見たことのない靴下が片方出てきました。女物ですが娘の物でも私の物でもありません。どちらかというとご婦人、私が言うのも何ですが私より年上の方が履かれるような靴下です。銭湯へは数日前に行ってはいますが、我が家は毎朝洗濯するので今更出てくるはずはありません。一応娘に聞いてみました。

「この靴下知ってる?」

「知らなーい」

そうだよねぇと思いながら更に干し続けていくと、もう片方も出てきました。まさか、と思いましたが念の為連れ合いにも聞いてみました。

「あなた、これ知ってる?」

「知らなーい」

良かった。もし知っていたなら、有る事無い事疑ってしまいそうです。とにかく干し終え、この日は昼席がありましたので支度をし出発。やがて仕事を終え帰宅し、洗濯物を取り込んで畳んでおりますと、すっかり忘れていたアノ靴下が出てきました。

 さぁどうしよう。全く心当たりがありません。しかし捨てるのも何だし、かと言ってとっておくにも一体どこに仕舞えばいいのやら。結局私の靴下置き場にしまうことにして、以来この靴下は『謎の靴下。人の家に勝手に上がり込み、我が物顔で居座る正体不明の怪しいもの』という存在になりました。


神田織音を応援する会事務局

 e-mail:orinekai@vmail.plala.or.jp